剣道が楽しくなるブログ

剣道を楽しく!をモットーに、見落としがちなポイントを解説します!

なぜ剣道で新型コロナ感染症対策が重要か? ② 〜高齢剣士を守れ〜 #003

前回のブログ(なぜ剣道で新型コロナ感染症対策が重要か? ① 〜剣道特有の感染リスク〜 )では 剣道特有の感染リスク について解説しました。

 

 

今回は、高齢者の剣士についてです。

 

剣道では他の多くのスポーツと比較して、高齢者の人数が多い可能性があります。しかも、若い人からご高齢な人まで、同じ場所・同じ時間帯に集まることもままあります。

  

私の周りにも70台から80台まで、高齢者の剣士がたくさんおられます。私が最初に習った剣道の先生も90歳くらいのおじいちゃん先生でした。

そのくらい、高齢者の剣士は普通におられます。

 

 

しかし、ご存知のとおり、コロナ感染症でも高齢者は重症化しやすいことがわかっています。

 

例えば、比較的移動を活発に行いやすい若者が新型コロナウイルスに感染してしまい、そのまま道場に行き、そこで感染が広がってしまうとどうでしょう。

 

ご高齢の剣士が感染してしまうと、とても重症になったり亡くなってしまうかもしれません。そして、その方のご家族にも、さらに感染してしまうかもしれません。

 

もちろん、気をつけないといけないのは高齢者だけではありません。若い人が感染しても、そこからさらに家族・同僚に広げてしまうかもしれません。その中には例えば同居しているおじいちゃん・おばあちゃんも含まれるかもしれません。

 

若い人が感染の媒介となり、高齢者に広がっていく。とてもこわい状況です。

 

 

 

こういったことにならないように、

 

 人と接触するときはマスクをつけ、できるだけ2m程度の距離をあける

 

 体調が悪いときは外出しない・稽古はしない

 

 自宅から稽古場所への移動中に起こる人との接触に気をつける

 

 稽古場所に集まってからの接触に気をつける

 

 稽古終了後、面をとったあとのコミュニケーション時の接触に気をつける

 

 防具などを脱着するときに手にウイルスがついているかもしれないことを意識する

 

 こまめに手洗い、もしくはアルコール消毒をする

 

 顔やマスクをできるだけ触らないように注意する

 

など、一般的な注意点を再確認しておきましょう。

 

 

 

 

最後に、今回は省略しましたが、高齢者だけではなく、高血圧の既往がある人や喫煙者なども重症化するリスクが高いため、やはり注意が必要です。

 

そのため、これらのリスクがある人は面シールドも使って、できるだけ感染予防を行いましょう。

 

 

 

 

 

いずれにしろ、普通に生活していく上では、ゼロリスク(=感染するリスクが全くないこと)はありえません。今度世界中で稽古が継続されれば、必ず誰かは感染してしまいます。

 

しかし、個々人ができるだけの感染対策をして、できるだけ感染者数を減らすことが重要です!

 

感染者数を減らす努力をすることが、結果的に自分を・大切な人を・周りの高齢者を感染症から守ることになります!

 

 

気を緩めずに、しっかり対策していきましょう!!

 

 

 

何かコメントやご質問がございましたら、コメントをよろしくお願いします!

 ご質問いただいた内容を元に、記事を書いていきたいと思います。